八角形ダンボールコンポスト
コンポごん

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コンポストとは

家庭からでる生ごみをダンボール箱(基材入り)に入れると、微生物の力によって分解され堆肥が出来上がります。
電源を使わず、気軽に始めることができて臭いが少なく場所を取らないので、庭がなくてもベランダや玄関先でも取り組むことができます。
できあがった堆肥は家庭菜園や花の栽培などに活用することで、楽しみながら生ごみを減らすことができ、環境にも良い活動ができます。

 

生ごみは『ごみ』じゃなくて『資源』です。
生ごみを『捨てる暮らし』よりも『生ごみを活かす暮らし』へ
必要なのは『ちょっとの手間』と『未来への思いやり』だけ

「コンポごん」 開発経緯

コロナ禍の中、弊社のビジネス形態にも変化が起きてきました。
これまでほとんどtoB事業でしたが、新たな販路や商品開発を考える起点となり、toC事業に進出する上で、弊社事業のダンボールで何ができるかを考える日々でした。
そんな時、ダンボール製コンポストの記事を目にしました。
ダンボールがこんな事に使えるんだという驚きと、生ごみを捨てるのではなく、堆肥にするという内容に衝撃を受けて調査を開始しました。
弊社で扱っているダンボールと今まで培ってきた知識・経験や技術を使えば、年々問題になっている地球温暖化対策にもなり、既存のコンポストを越えうる商品ができると閃き、スタッフ総出で研究開発がはじまりました。

開発経緯

市販のダンボール製コンポストを購入し、使用してみた中で「もっとこうだったらいいんじゃないか」という
使ってみてわかる事、感じる事、問題点がわかってきました。
問題を潰しながら実験をして試行錯誤する中で、みかん農家さんからもアドバイスを頂き、たどり着いたのが、「八角形のダンボ-ルコンポスト」でした。

商品名はコンポストの「コンポ」と、八角形の英訳「オクタゴン」の「ごん」を合わせて、「コンポごん」と命名。
既存のダンボール製コンポストの混ぜにくい、見た目が良くない、カバーの開閉がめんどくさい、あんまり楽しくない...といった問題を解消した商品となっております。
ダンボールメーカーだからこその設計と、プロの農家の監修を得た「コンポごん」を是非、皆さまでお使いください。
地球にやさしい、満足できる商品になっていると思います。

商品の特徴

  • 1日500g程度の生ごみを約2カ月間投入でき、微生物の力で分解・発酵していきます
  • 分解・発酵後、1ヶ月程で良質な堆肥になります
  • 玄関やベランダに置いても違和感のないデザインです
  • 八角形の形状になってますので、角部が混ぜやすくなっています
  • 蓋が取外し式なので、お子様でも簡単にまぜたり、観察しやすい構造になってます
  • 中蓋は取っ手付きなので、毎日の作業も楽々簡単にできます
  • 中蓋があるので箱内の保温効果があり、分解・発酵を促進させます
  • 底部に空間をもたせてあるので、地面に直置きできます(すのこ等でのかさ上げは不要です)
  • 臭いの発生を抑える基材を使用しています
  • 発酵促進剤付なので、分解・発酵がスムーズです(当社比)
  • 生ごみ削減、食品ロスについて考える事ができ、SDGs活動につながります
  • 生ごみを堆肥にして、野菜を作り、食べるという循環社会を手軽に体験できます
  • 本体の一部以外は全て組立式となっており、使用後は容易に解体できます
  • ダンボール製ですので、使用後はリサイクルできます
    (処分方法は各自治体に従ってください)


商品名「コンポごん」
特許権申請中
登録意匠:第1766983号

よくある質問

クリックすると回答が確認できます。

ベランダや軒下などの雨に濡れず、風通しの良い所です。
地面に直接置いても構わないですが、雨水等が流れ込まないようにしてください。

毎日500g程度の生ごみを約2ヶ月間投入し、約1ヶ月程熟成させる事で安心・安全で良質な堆肥ができあがります。
(投入期間は生ごみの投入量で変わります)

全然難しくないです。
スコップ等で穴を掘り、生ごみと発酵促進剤を入れ、混ぜるだけです。(所要時間5分程度)
詳しくは購入時に同封されている説明書をお読みください。

ダンボールコンポストは、酸素を好む好気性微生物の働きで生ごみを分解します。
そのため、混ぜる事で全体に空気を送り込むことが必要になります。

基本的に人間が食べれるものなら何でもOKです。(腐っていてもOK)
野菜・果物・調理くず、肉・魚類、コーヒーがら・お茶がら、食べ残しの残飯など

野菜くずと白米の混合で、ご飯茶碗3杯分くらいになります。(一般的な三角コーナー満杯位)

多量に生ごみを投入すると、分解しきれずに悪臭がでることがあります。
多量に投入した翌日は少し量を減らすなど、日々の分解の様子や基材の量を見ながら、投入する量を調整してください。
家族が多く常時500g以上の生ごみが出る場合は、コンポストを2セット用意していただき、半分ずつ投入するようにしてください。

問題ありません。
ただし、生ごみを投入しない日も、中に生ごみが残っている場合は全体を混ぜていただけると分解が促進されます。(旅行等で投入・混ぜる事が出来ない日があっても問題ありません)

開始当初は微生物があまりいないため、ほとんど分解しません。
外気温にもよりますが、通常は7~14日程で分解がはじまります。

外気温が10℃以下になると微生物の活動が弱まり、分解の進みが遅くなります。
特に、寒い時期(12月~2月)は分解がしずらいです。
その場合は、玄関などの冷たい風が直接当たらない場所に移動させてください。
ダンボール箱を毛布や布で覆うと効果的です。
また、一回分解し温度が上がっても外気温が下がると分解が止まりますが、再度外気温が上がると分解が再開されます。

使用済み天ぷら油(廃食油)または米ぬかをコップ1杯程度投入し、全体をよく混ぜてください。
通常であれば2~3日後には分解が進みます。
それでも分解が進まない場合は、されに同量ずつ追加して様子を見てください。揚げ物をした時に残った小麦粉やパン粉、天かすも効果的です。

肉や魚を入れすぎた場合に、臭いが発生することがあります。
その場合は、生ごみの投入を一旦止めて隅々までしっかり混ぜてください。2~3日間しっかり混ぜることで分解が進み、臭いは落ち着きます。

とてもいい状態になっています。
基材の表面に白いカビが生えることがありますが、カビは生ごみを分解してくれる好気性微生物のひとつです。
取り除かずにそのまま混ぜ込んでください。

生ごみの中に虫がいたり、ダンボールコンポストの置き場周辺に虫がいると、コンポストの中に虫が発生してしまう場合があります。
その際は、コンポストの中身を黒いビニール袋に入れて口を縛り、晴れた日に2~3日程、なるべくコンクリートや鉄板、アスファルトの上で天日干ししてください。基材の温度が上がり、虫が死滅します。

問題ありません。
分解が活発になっている証拠です。ただし、蒸気によってダンボール箱が劣化する場合があるので、ふたを開けた状態で蒸気を逃がしてください。

生ごみの投入をやめて、1週間に1回程度水分を与えながらかき混ぜ、約1ヶ月寝かします。
生ごみは、微生物による分解により、いくつかの段階を経て最終的に養分(窒素やリン)になります。
熟成の途中の成分には、植物の成長にとって障害となる成分が含まれています。
また、熟成の途中で使用すると、虫が寄ってきて根や葉をかじられたり、虫が大量発生する事がありますので、十分に熟成させましょう。

残った生ごみが気になる場合は、ふるい等にかけ生ごみを取り除いてください。
畑や庭、プランターや鉢植えで使用する場合には、「土4:堆肥1」の割合で混ぜ合わせてから使ってください。
安心、安全で良質な堆肥となっています。家庭菜園やガーデニングにぜひご活用ください。
また、できあがった堆肥はすぐに使うのはもちろん、ビニール袋などに入れ日の当たらない場所に置けば、しばらく保管しておくことも可能です。